F Pってよく聞く資格だけど、独学で取れるものなの?
今後のためになにか資格を取りたいんだけど、どれも難しそうだなぁ
こんなふうに悩んだ経験はありませんか?
FPは人気の資格なので、受験を検討された方も多いと思います。
ただ、通信講座やスクールに通うとなるとお金も時間もかかるし、
できれば自分のペースでやりたいですよね・・・。
そこで、今回は人気のFP資格を『独学で取得したい!』と思っている方に向けた記事になっています。
結論から言うと、F P試験は独学で十分合格出来る資格です。
その理由は、下記の2点です。
- 私自身が独学で3級、2級と合格出来ている。
- F P試験は『絶対評価』の試験である。
→合格者数に関係なく設定された合格ラインをクリアできれば全員が合格できる試験。
今回この記事では特に独学受験される方が多い2級と3級についてお伝えしていきます。
この記事でわかることは下記の3つです。
- 知識ゼロから独学でF P試験に合格した勉強法と使用したテキスト
- F P試験に独学で勉強する際の時間確保の方法
- F P試験に合格した場合のメリット
それでは順番に解説していきます。
成功するF P試験独学勉強法【失敗しないテキストの選び方を伝授】
独学で合格できるというのはなんとなく分かったけど今までに資格なんか取ったことないしどうやって勉強すればいいかわからない・・・。
大丈夫です。
下記の3つを押さえれば独学で合格を目指せますよ!
- 勉強期間の設定
- 効率のいい勉強方法
- テキストの選定
これから一つずつ順番に解説していきます。
①勉強期間の設定
最初に受験日を決めましょう!
受験日を決めずに勉強を初めてもどのペースで勉強を進めていくか計画が立てられないからです。
一般的に資格取得には目安の勉強時間が設定されています。
F Pの場合、3級は80~150時間、2級は150~300時間程度が目安と言われています
まずはその目安を基準に受験日から決めていくのがおすすめです。
自分が一日何時間くらい勉強時間を確保できるかを考えて試験日を設定すると良いでしょう。
ちなみにF Pの試験日程は下記の通りです。
- 1級 :9月の年1回
- 2級・3級:1月・5月・9月の年3回
2級・3級に関しては年3回あるので勉強期間の設定がしやすいのも魅力です。
できるつもりで設定しても勉強できない日も出てくるから正確に時間が読めない。
という方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまでも目安時間なのでそこまで気にしなくて大丈夫ですよ。
私も3級は30時間ぐらい ※1週間
2級は200時間ぐらい※3ヶ月で合格出来ました。
なので目安の勉強時間から受験日を設定して全然問題ないと思います。
②効率のいい勉強方法
3級・2級の独学にはyoutubeを使った勉強がおすすめです!
視覚・聴覚から情報が入れられるのでテキストだけ読んでいるよりかなり効率良くインプットできますよ。
私が2級受験の際は基本的にyoutubeを使った勉強が主軸でした。
ホンダさんという1級F P技能士の方が無料で公開している【F P合格完全講義】という動画がかなりおすすめです!クオリティが高すぎて初めて見た時は驚愕しました!
正直この動画で学習するとテキストもほぼいらないぐらいのレベルです!
分野ごとに再生リストがあり、とても見やすいのもおすすめの理由です。
私の勉強方法は
- 上記の動画を視聴しながらノートに要点を記入していく
- 動画を一周見終わったら問題集に取り組む。
- 問題集でわからなかった部分を中心にもう一度動画視聴とノートに記入
- 問題集で正答率が上がってきたら実技の勉強
(これも動画で無料公開してくださっています。) - 実技の動画を一周したら実技の問題集へ
- あとは時間が確保できるときにF P協会のホームページから
ダウンロードできる過去問をひたすら解く - 隙間時間は学科のインプット
(私は問題集を購入した際のスマホアプリを使っていました。)
という感じで行っていました。
ちなみにノートに記入していた理由は後から見返すとかではなく、
純粋に書いた方が覚えられそうだったからです。
なので書いたものに関してはほとんど見返したりもしていません。
この辺りは人によっても合う合わないがあると思いますので、
細かいやり方は自分に合った方法を取るといいでしょう。
ただ私は、この方法で3ヶ月でF P2級の試験に一発で合格出来ました。
③テキストの選定
私がお勧めするテキストはR E CさんのFP合格のトリセツシリーズです。
理由は先ほど紹介したホンダさんの動画がR E Cさんとコラボしており、
動画とも連動していますので動画を利用する方は、
こちらのテキストが一番相性がいいと思います。
下記にまとめておきますので、まずは必要なものを揃えていきましょう。
•F
FP2級・AFP 合格のトリセツ 速習問題集 2024-25年版 (FP合格のトリセツシリーズ) [ 東京リーガルマインド LEC FP試験対策研究会 ] 価格:2200円 |
FP2級・AFP 合格のトリセツ 速習テキスト 2024-25年版 (FP合格のトリセツシリーズ) [ 東京リーガルマインド LEC FP試験対策研究会 ] 価格:2200円 |
FP3級 合格のトリセツ 速習問題集 2024-25年版 (FP合格のトリセツシリーズ) [ 東京リーガルマインド LEC FP試験対策研究会 ] 価格:1760円 |
FP3級合格のトリセツ速習テキスト イチから身につく 2024-25年版/東京リーガルマインドLECFP試験対策研究会【1000円以上送料無料】 価格:1760円 |
F Pに独学で勉強する際の時間確保の方法
勉強時間を確保しやすい時間帯を見つけましょう!
受験日は決めたけど、仕事もあるしいつ勉強しようかなぁ。
出来る時にやろうではなかなか進まない気がするし・・・。
寝る前に勉強するのがいいとか朝が一番集中できるとか色々な話がありますが、
継続して時間が確保できなければ意味がありません。
一番重要なのは試験日まで継続して時間を確保できることです。
私は夜に時間を取るのがどうしても難しかったので、
朝2時間早く起きて勉強するようにしました。
自分にとって最適な時間を見つけて試験日まで継続して勉強できるようにしましょう!
F P試験に合格した場合のメリット
F Pの資格取得には大きく下記の4つのメリットがあります!
- 名刺に記載できる
- 更新がない。一生ものの資格になる
- ダブルライセンスを狙える!
- 転職・独立など様々な働き方が可能
名刺に記載できる
国家資格なので名刺に記載できます!
それだけ?と思う方もいるかもしれませんが実は結構効果があります。
実際に私は商談中のお客様から名刺に記載したF Pの資格について質問され、職務上持っていた方がいいと思い自己学習して取得しましたという話をするとお褒めの言葉をいただき、最終的にはご契約していただけました。
お客様から向上心を持って仕事に取り組んでいるということを評価いただきそれが信頼につながった結果でした。
更新がない。一生ものの資格になる
一度取得すれば更新などを行う必要がありません!
宅建もそうですが、他の国家資格には何年に一回更新が必要というものも少なくありません。もちろん定期的に更新の研修などを行いアップデートするというのも大事ですが当然費用も発生してきます。
その点F Pの資格はそういった更新の必要がないので将来的に追加で費用がかかることがないのでそこはメリットと言えると思います。
自分の知識のために取得したいという方が多い資格でもありますので更新がいらないのはそういった方にもメリットと言えるでしょう。
ダブルライセンスを狙える!
他の資格を取得する際、かなり勉強時間を短縮できます!
F P資格を取得している方の多くは他の資格も取得し、
ダブルライセンスで働いている方が非常に多いです。
その理由は、他の資格の勉強内容と重複している部分があるからです。
例えば、F P資格を持っている方に人気の資格として、
『宅地建物取引士』
『簿記』
『D Cプランナー』
などがあります。資格としては全く別のものですが、勉強内容がF Pと重複している部分が多い資格です。
勉強内容が重複しているということはその分勉強時間が短縮できるということです。
一から勉強するよりも効率が良く勉強できますし勉強する習慣がついている状態だと他の資格取得にもチャレンジしやすいです!
転職・独立など様々な働き方が可能
F Pの資格があると働き方の幅が広がります。
金融系の仕事や保険会社などでは、入社してからF Pの資格取得を推奨されるので入社前から資格を持っているとそれだけで有利になります。
もちろん本業のファイナンシャルプランナーとして独立することも可能です。
取って終わりではなく、取った後どうするかまでイメージしておくとモチベーションアップにもつながります。
まとめ【F Pは独学で合格出来ますし、取るメリットは十分にあります】
最後にもう一度F P試験に独学で合格する方法をまとめておきます。
- 勉強期間の設定
- 効率のいい勉強方法
- テキストの選定
一つずつ実践していきましょう。
F Pは独学で合格する人が多い試験です。
その一番の理由は冒頭でもお伝えしましたが、『全員が合格できる試験』だからです。
他の資格試験では合格者数を制限するために、その年の受験者の出来で合格点が変わってしまったり、全体の点数だけではなく各分野ごとに個別で合格点が設定されたりしている試験もあります。
やった結果が必ず出るというのは、勉強をするモチベーションを維持する上でも重要なことなのでしっかりと勉強をしてその結果を出しましょう。
この記事を読んでいただいた皆様が『自信』を持って勉強に取り組めるようになれば幸いです。
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